サルモネラ菌や病原大腸菌などの細菌が原因になる場合と、ノロウイルスやロタウイルスなどの様々なウイルスが原因となる場合がありますが、実際に何が原因となっているかは、感染者の便や吐物を検査しなければ判断ができないため、基本的には「感染性胃腸炎」という病名で呼ばれることが多いのです。
ロタウイルスの感染経路は主にヒトとヒトとの間で起こる糞口感染が主なルートと考えられているが、ロタウイルス感染下痢患者は便1g当たり10 10個と多量のウイルスを排泄し、これが次の感染源となる。
オムツを交換するときには使い捨てのゴム手袋などを使い、捨てる場合はポリ袋などに入れます。
ロタウイルスの感染期間・潜伏期間 ロタウイルスに感染しても無症状の場合もありますが、便からはウイルスが排出されているため、無症状でも感染力があり、下痢が治ってからも3日以上しないと感染力が残っていることがあります。
ふつう、5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスに感染するといわれています。