ウクライナのキスリツァ国連大使は「ロシアに独立承認の取り消しと交渉の場に戻ることを求め、即時に占領軍の完全かつ検証可能な撤退を要請する」と強調した。
またキスリツァ氏は、戦闘で死亡したロシア兵から回収したスマートフォンに残されていたとする、兵士と母親の会話とされるテキストを読み上げた。
つまり非軍事化と非ナチ化が済めば「ウクライナ国民は再び自分の運命を決めることができる」という主張を本音で言い直せば、ロシアの安全保障を脅かさない程度の防衛力保持しか許されず、政治的にもモスクワの意向に沿った中でのみ「自分の運命を決めることができるようになる」という意味で、ロシアという鳥かごに飼われた状態のことを一般的に自由があるとは言わない。
市民の避難先となっていた同国南東部マリウポリの劇場への空爆など民間人への攻撃激化を受け、各国からはロシア非難が相次いだ。
ロシアのプーチン大統領が核を含む戦力を厳戒態勢にするよう命じた背景について、ロシアの国連大使は「NATO=北大西洋条約機構の動きを抑止するため」と明らかにしました。