『走れ、絶望に追いつかれない速さで』 14 も同部門にてノミネートされ、フランスの映画誌カイエ・デュ・シネマからその鋭い感性を絶賛される。
Q:今お話しされたご自身の経験も脚本に織り込まれたのでしょうか。
矢田部:(中川映画のいちばんの魅力は)感情の描き方がフェアであるところです。
全体として過去作よりはエネルギー量を抑え、穏やかだけれどまだ肌寒い春の風のような雰囲気に、中川監督の能力の幅の広さを感じさせます。
「中川龍太郎の雑感」(『cinemotion』2016年秋号~) 映画祭 [ ]• 『おいしい家族』(19年9月公開予定/ふくだももこ監督)と『酔うと化け物になる父がつらい』(20年公開予定/片桐健滋監督)の主演公開待機作品が控えている。
『四月の永い夢』(18)がモスクワ国際映画祭コンペティション部門に選出され、国際映画批評家連盟賞・ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞。