ただ、お節句は季節の行事なので、 端午の節句が過ぎたら早めに、 5月中旬頃までにはしまうようにしましょう。
端午の節句が男の子の誕生のお祝いに結びついたのはこのころで、武士の間だけでなく、一般の人々にもこの行事が取り入れられていったのです。
ここで全体のバランスを見て調整しておきましょう。
子どもの成長を願う人形ですから、できるだけお子様の身近なところに飾るのがおすすめです。
・鎧飾り ・兜飾り ・武者人形(弁慶や神武天皇) ・童人形(金太郎や桃太郎) 勇ましい武者人形や童人形も、鎧や兜と同じように「子どもの身代わりになって厄災を背負ってくれますように」という願いを込めて飾られます。
こうしたことから「子が生まれるまで親は生きる」「家系が途絶えない」「子孫繁栄」など、縁起物のよいものとして、柏餅を食べる風習が広まりました。